【竜王戦使用構築】テテフネクロ
先日開催されたインターネット大会「竜王戦」に参加して来ました。
結果は出せませんでしたが記念として記事にさせて頂きます。
【使用した並び】
【基本コンセプト】
・弊害となる相手をゲンガーで1:1→ネクロズマを通す
・ランドロスのステルスロック→ブラッキーの欠伸ループ→ネクロズマorゲンガーで〆
【個別解説】(採用順)
→
ネクロズマ(黄昏のたてがみ)@ウルトラネクロZ プリズムアーマー→ブレインフォース
陽気 H173(4)-A209(252)-B147-*-D129-S141(252) → H173-A219-B117-*-D117-S199
このルールで1体だけ採用出来る伝説枠。ウルトラバーストすればレックウザ、グラードン、カイオーガに対して弱くないのが偉い。ただしバースト前とバースト後では耐性がガラッと変わるためタイミングが非常に重要になってくる。技構成は専用Z「天焦がす滅亡の光」のベースとなる「フォトンゲイザー」、ミミッキュやカプ・テテフに対する明確な打点となり、バーストせずに打つことで悪タイプに対して多少なりとも負担をかけるための「メテオドライブ」、鋼タイプ全般への打点として「地震」、物理型の特権であり決定力を瞬時に高められる「剣の舞」の4つで埋まった。
臆病 H145-*-B96(4)-C182(252)-D135-S161(252)
「ネクロズマの補佐役」という名目での採用だったが単体でも十分に強力な駒。高火力の伝説相手に対しても行動保証が付く「気合の襷」持ち。カプ・テテフに対して悪タイプでエスパー技の一貫を切ることで誤魔化そうとしてくるプレイヤーが多くいたため打ち分けが出来る型は使い勝手が良かった。「自然の怒り」で受けに来る鋼タイプに大きな削りを入れることでそのまま突破orネクロズマの圏内に入れることが出来る。「挑発」は起点回避、耐久ポケモンに打つことでネクロズマの起点にする、「トリックルーム」展開の阻止など非常に便利だった。グラードンとスカーフ以外のカイオーガに確実に先手を取るために最速。
ゲンガー@ゲンガナイト 呪われボディ→影踏み
臆病 H135-*-B101(4)-C222(252)-D115-S200(252)
メガ枠であり伝説枠最強クラスのポケモンであるウルトラネクロズマやメガレックウザに対して先手を取れることや相変わらずのサイクルカット性能が優秀。ウルトラネクロズマを「シャドーボール」で落とすためにCS振り。その他の伝説枠に対しても「道連れ」で1:1交換を迫る。「トリックルーム」は「道連れ」の精度を上げるため、相手の「トリックルーム」を返すために採用した。
霊獣ランドロス@拘りスカーフ 威嚇
陽気 H165(4)-A197(252)-B110-*-D100-S157(252)
ウルトラネクロズマより速いメガゲンガーやカプ・コケコを上から縛れる枠は必須級だと思い採用。優秀な耐性と「威嚇」+「蜻蛉返り」で色々と誤魔化せる。「ステルスロック」は余裕がある対面や捨て際に打つことでそこからブラッキーの「欠伸」ループを展開させる。スカーフカイオーガやSに補正の無いスカーフカプ・テテフに先手を取るために最速。
ブラッキー@食べ残し シンクロ
図太い H201(244)-*-B178(252)-*-D152(12)-S85
イカサマ/欠伸/願い事/守る
相手のネクロズマ受けの悪タイプ枠として採用。似た役割を持たせられるバルジーナと比較し「ステルスロック」を撒かれてもさほど苦にならないことや特殊面の数値も高いおかげでルナアーラの「ムーンフォース」をギリギリ受けられる点等が優秀。その他の伝説枠の攻撃も大抵1発は耐えることが出来る。特性はどっちでもいいだろうと思い適当にシンクロで採用したがメガギャラドスやメガメタグロスを結構な頻度で見かけたため精神力の方が圧倒的に強かった。
ミミッキュ@バンジの実
陽気 H131(4)-A110-B132(252)-*-D125-S162(252)
シャドークロー/呪い/身代わり/痛み分け
選出画面に置いておくだけで意味のあるポケモンなのでとりあえず採用したがZ枠も襷枠も余ってなかったので混乱実呪い身代わり型で採用。一定数は居るだろうと思っていたオニゴーリやバトンに対する回答でもある。努力値は素早さ以外どこに振っても大差なさそうだったので適当にBにぶっぱした。攻撃技はおまけ程度にしか考えていなかったので命中安定の「シャドークロー」にしたがブラッキーやバルジーナを削れる「じゃれつく」の方が絶対に良かったと後悔している。
【感想とか】
レートは最高1700ちょい、最終は多分1650無いくらいです。
自分の頭の中ではネクロズマ、レックウザがもっと多くてカイオーガ、イベルタル、ルナアーラ辺りは比較的少なめだと思ってたのでこれらに若干薄くなっていましたが思いの外マッチングして全然勝てませんでした。色々と考察不足だったのは否めません。
実力が足りなかったことに間違いはないですが考えていた別の構築が完成したのが大会開始の直前で実戦で試す間も無く終わってしまったのが心残りです。
ただ、いつもと違う環境での対戦は単純に楽しかったのでまた機会があれば伝説有りのルールをやってみたいですね。