インターネット大会「バトルオブシンオウ」使用構築【最高&最終1807、8位】

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先日開催されたインターネット大会「バトルオブシンオウ」でそこそこ結果を出せたので記事にさせて頂きます。

一応ルールを簡単に説明しておくと使用可能なポケモンシンオウ図鑑に登録されるポケモン(プラチナ版準拠)のみでメガ進化とZ技が使用不可というものです。

 使用可能なポケモンについて詳しくはこちらをご参照ください。

blog.livedoor.jp

 

【個体紹介】

 

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カバルドン@フィラの実

特性:砂起こし

性格:慎重

実数値(努力値):H212(228)-A132-B146(60)-*-D132(220)-S67

技構成:地震/ステルスロック/欠伸/吹き飛ばし

 ※シングル用流行個体

 

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ポリゴンZ@拘り眼鏡

特性:適応力

性格:臆病

実数値(努力値):H161(4)-*-B90-C187(252)-D95-S156(252)

技構成:破壊光線/騒ぐ/トリック/悪巧み

 ・CS振り切り

 

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ムクホーク@拘り鉢巻き

特性:捨て身

性格:陽気

実数値(努力値):H161(4)-A172(252)-B90-*-D80-S167(252)

捨て身タックル/ブレイブバード/インファイト/蜻蛉返り

 ・AS振り切り

 

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ハッサム@命の珠

特性:テクニシャン

性格:意地っ張り

実数値(努力値):H149(28)-A200(252)-B120-*-D100-S114(228)

バレットパンチ/叩き落す/馬鹿力/剣の舞

 ・HP10n-1

・最速50族(準速60族)抜き抜き

 

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マリルリ@オボンの実

特性:力持ち

性格:意地っ張り

実数値(努力値):H188(100)-A112(252)-B101(4)-*-D102(12)-S88(140)

じゃれつく/アクアジェット/叩き落す/腹太鼓

・HP4n

・4振り65族抜き抜き

・D>B

 

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マニューラ@気合の襷

特性:悪い手癖

性格:陽気

実数値(努力値):H145-A172(252)-B86(4)-*-D105-S194(252)

叩き落す/氷柱落とし/氷の礫/剣の舞

 ・AS振り切り

 

 

 

【構築経緯・基本コンセプト】

 

このルールが発表された当初はメガ進化やZ技が使用不可であることやラッキー+グライオンが使用出来る等の理由から受け回しが強いと考察しているプレイヤーが多く実際自分もその1人でしたが高速広範囲の積み技持ちや高火力のポケモンも多く受け駒が限られている環境でこれらに対応することは極めて難しいということにすぐ気が付きました。また、メガとZが使えないことから「トリック」や「叩き落す」持ちが蔓延することも容易に想像出来たのでサイクルを回すタイプの構築自体がこのルールに適していないと考え攻め路線の構築で臨むことに決定…していたのですが考察時間も育成時間も足りておらず気付けば大会開催直前。とにかく時間が無かったので元からこのルールで特に強いと考えていた瞬間高火力と積み技持ちをボックス、バンクから5体かき集めとりあえず採用。最後にこれらの補佐役として起点作りのカバルドンを突っ込んで構築が完成しました。カバルドンで展開して積んで抜く、もしくはポリゴンZorムクホークで数定有利を取り、襷や先制技を利用して詰めて行くのが基本です。

 

 

【個別解説】

 

f:id:Masterpokemon:20170627111944g:plain カバルドン

積んで抜くというスタイルを取る以上欠かせないステロ撒き。Z技が使えないこのルールでカバルドンをワンパン出来るのはメジャー所だと眼鏡ウォッシュロトムくらいでそれ以外で対策する方法となればトリック、浮いているポケモンの挑発等だがそれはこちらから見ても分かりやすくこれらが相手の構築に居るかどうかで初手に置くか置かないかを決めていた。ステロを撒けるポケモンは他にも多く居たが砂嵐によるスリップダメ稼ぎや「吹き飛ばし」によって起点回避が出来てる点を評価したのと単に普段から使い慣れているという理由でカバルドンをチョイスした。HDに振り切ればカットロトムの「リーフストーム」を高乱数で耐えられるようになるのでそうした方が良かったかもしれない。

 

f:id:Masterpokemon:20180226153502g:plain ポリゴンZ

個人的にこのルール最強の1匹。「適応力眼鏡破壊光線」で半端なH振りのハッサム、輝石ポリゴン2、チョッキマリルリ等が吹き飛び「騒ぐ」でも等倍を取れれば並耐久のポケモンなら瀕死級のダメージが出る。半減でも後出しで受けられるポケモンはほぼ居ないため適当にぶっぱしているだけで1~2体持って行けることがざらにあった。一定数は使用者が居るだろうと思っていた受け寄りのサイクル構築を意識して「トリック」とその後に積む「悪巧み」を採用したが全く使わなかったので「目覚めるパワー炎」辺りを採用しておいた方が絶対に良かった。「シャドーボール」や「悪の波動」は環境にゴーストタイプがほとんど居ないと予想していたので候補から外しており実際選出画面で居たことは何度かあったがそのせいで困った対戦は無かった。

 

f:id:Masterpokemon:20180226154659g:plain ムクホーク

物理版ポリゴンZ。基本的にはポリゴンZと同じように「ブレイブバード」or「捨て身タックル」をぶっぱするだけ。しかしポリゴンZの方が通りがいい場合が多く選出はあまり出来なかった。鉢巻きでは無くスカーフを持たせておけば間違いなくもっと選出出来たので後悔している。(高火力ぶっぱで気持ち良くなりたいという適当な理由だけで鉢巻きにしてしまった)

 

f:id:Masterpokemon:20180226155422g:plain ハッサム

ポリゴンZに並びこのルールで最強だと考えていたポケモン。ミラーや遅いロトム意識でAS振り。振り直しが面倒でBW時代に育成した個体をそのまま使ったが間違いなくぶっぱでいい。「馬鹿力」の枠は「虫食い」や「電光石火」と選択になるがポリゴン2等を意識して「馬鹿力」を採用した。ステロ欠伸から積んでバレットで抜いて行く姿は5世代での活躍を彷彿とさせるものがあり使っていて非常に気持ちが良かった。

 

f:id:Masterpokemon:20180226160421g:plain マリルリ

構築単位で重くなってしまったゴウカザルをはじめとする格闘タイプやマニューラに対抗出来る駒。ポリゴン2ブラッキー、遅いハッサムなどを意識してSを伸ばした個体を使用した。「叩き落す」の枠はカバルドンハッサムへの打点を重視し「アクアブレイク」でも良かったと感じた。

 

f:id:Masterpokemon:20180226160916g:plain マニューラ

このルールでサンダースとクロバットに次ぐ素早さを持つポケモンでありタイプ一致「叩き落す」の使い手でもある。「叩き落す」+先制技+襷でスカーフ持ちに強く積みへのストッパーとしても機能した。この素早さから「氷柱落とし」による3割怯みを狙えるのも単純に強い。襷ならそれなりに発動機械があるだろうと思い特性は悪い手癖で採用したが襷で耐えたのに相手の珠を奪って自滅等の事故もあったので一長一短だった。

 

 【戦績】

 TN Sôphie*  44 35-9 最終レート1807  8位

 

【感想】

元々目標にしていた1800↑と1ページ目を達成出来たので割と満足していますがやはり考察不足だった感は否めずここまで来れるなら本気で上を目指しに行きたかったと後々になって思っています。しかし、結果以上にこのような特殊ルールは新鮮味があって対戦が楽しいのでこれからも積極的に参加して行きたいと思いました。普段シングルレートしかやってない方もたまにはこういうのに手を出してみるとモチベーションの維持に繋がるんじゃないかな~なんて思うので気が向いたら是非チャレンジしてみてください。それでは~

【USMシングル】シーズン7使用構築 マンダナットゲコ 【最高2197/最終2172、14位】

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【基本コンセプト】

カバルドンで展開するor鋼枠をクッションにしながらボーマンダとZ枠で制圧

 

 

【個体紹介】

 

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カバルドン@オボンの実→フィラの実

特性:砂起こし

性格:慎重

実数値(努力値):H212(228)-A132-B146(60)-*-D132(220)-S67

技構成:地震/ステルスロック/欠伸/吹き飛ばし

・HP4n

・A200(+1)メガリザードンXの「フレアドライブ」≒A216(+1)メガボーマンダの「捨て身タックル」最高乱数切って耐え

・C211メガリザードンYの晴れ「オーバーヒート」確定耐え

・C200カプ・テテフのPF「サイコキネシス」2連続最高乱数以外オボン込み確定3発

 

 

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 ボーマンダ@ボーマンダナイト

特性:威嚇→スカイスキン

性格:意地っ張り

実数値(努力値):H197(212)-A189(52)-B151(4)-*-D130(156)-S151(84)

技構成:八つ当たり/竜の舞/羽休め/身代わり

・「八つ当たり」でH131-B100ミミッキュが最低乱数以外1発

・+1「八つ当たり」でH215-B187カバルドン、H191-B156ポリゴン2ステルスロック込確定2発

・A197(-1)霊獣ランドロスの「岩石封じ」を身代わりが最高乱数切って耐え

・C126ポリゴン2のアナライズ「冷凍ビーム」乱数上から2つ切って耐え

・C200カプ・テテフの「ムーンフォース」最高乱数切って耐え

・準速サザンドラ抜き

・+1で最速フェローチェ抜き

 

 

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 ナットレイ@イアの実

特性:鉄の棘

性格:呑気

実数値(努力値):H180(244)-A114-B190(172)-*-D148(92)-S22

技構成:ジャイロボール/タネマシンガン/宿り木の種/ステルスロック

・HP4n

・A207(+1)メガギャラドスの「噛み砕く」確定3発(木の実込み確定4発)

・C161(+1)カプ・レヒレの「目覚めるパワー炎」確定耐え

・C179アーゴヨンの「火炎放射」の乱数が動くライン

 

 

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 ヒードラン@バンジの実

特性:貰い火

性格:穏やか

実数値(努力値):H196(236)-*-B126-C150-D171(236)-S102(36)

技構成:噴煙/ラスターカノン/大地の力/毒々

・HP4n

・C179(+4)アーゴヨンの「流星群Z」75%で耐え

・ミラー意識のS

 

 

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ミミッキュ@ミミッキュZ

特性:化けの皮

性格:意地っ張り

実数値(努力値):H151(164)-A143(156)-B122(172)-*-D126(4)-S118(12)

技構成:じゃれつく/影打ち/剣の舞/身代わり

・A11n

・A233メガバシャーモの「フレアドライブ」最高乱数切って耐え

・A166霊獣ランドロスの「岩石封じ」を身代わりが最高乱数切って耐え

・ミラー意識のS

 

 

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 ゲッコウガ@ミズZ

特性:激流

性格:臆病

実数値(努力値):H147-*-B87-C155(252)-D92(4)-S191(252)

技構成:ハイドロカノン/熱湯/水手裏剣/身代わり

 ・CS振り切り

 

 

【構築経緯・概要】

以前に使用していた構築で勝てなくなりシーズン終盤にも関わらず行き詰っていた所知り合いから並びの草案を教えてもらったがそれを煮詰め切るには全く時間が足りていなかったので断念。しかし、その中の1体であったナットレイの使用感が思いの外良かったので相性が良く7世代で最も使い慣れたメガ進化枠であるボーマンダと組ませる所からスタート。ボーマンダの誘う鋼タイプや物理受けに対して圧力を掛けることが出来ると同時にナットレイとの相性も良いミズZゲッコウガ、起点作成からメガ枠とZ枠で展開するという分かりやすい勝ち筋を用意するためにいつも使っているHDカバルドンボーマンダ+ナットレイの並びを崩しに来る目覚めるパワー氷持ちの炎タイプやアーゴヨンに受け出しの効くヒードランという順でそれぞれ採用。最後に構築全体のパワーを底上げするためにもう1体Z枠が欲しかったのとストッパーになれる枠も欲しかったのでミミッキュを採用して構築が完成した。

 

 

【個別解説(採用順)】

 

f:id:Masterpokemon:20170516144011p:plain  ボーマンダ

この構築唯一のメガ枠であり軸。対面寄りの選出とサイクル寄りの選出のどちらをした場合にも強力で自分が最も強いと思っている型でもある竜舞身代わり羽休め型で採用。ナットレイが居るとは言え全体的に相手の水タイプが楽とは言えない構築であるためカプ・レヒレアシレーヌ等と打ち合うことを考えHDに厚い配分。サザンドラフェローチェも重かったので参考元よりAを2削りSを2伸ばした。これと似た調整と思わしきボーマンダに何度も遭遇したためミラー意識も兼ねている。実際、ボーマンダミラーでのS次第で勝負が決する対戦もあったためこれは正解だった。

 

f:id:Masterpokemon:20170912115551p:plain  ナットレイ

今期多いと感じたメタグロス+カプ・コケコorカプ・レヒレギャラドス、激流ゲッコウガ等に強い鋼枠クッション。これらはナットレイに対する役割破壊技を持っている可能性もあるが上位環境においては切り気味でも問題ない程度の個体数であると判断し採用に踏み切った。配分は特にギャラドスを意識してHBに厚くした。これではミミッキュの+2「シャドークローZ」で木の実が発動するのに乱数が絡んでしまうがBラインは出来る限り高めにしたかったので妥協している。悠長に「宿り木の種」や「ステルスロック」を選択していると不利になってしまう場合も多いためかなり余裕があるか切り気味に扱ってもいい場面以外では攻撃技を選択し確実に削りを入れることを優先するように意識した。切り気味の役割破壊技を打たれて厳しい戦いを強いられたことも何度があったがそれよりも軽視気味な相手を詰ませて楽に勝てた対戦の方が遥かに多く、このポケモンの強さを再認識した。

 

f:id:Masterpokemon:20180123222520p:plain  ゲッコウガ

ボーマンダナットレイと相性の良いZ枠。上位では激流の個体数が多かったこともあり水に耐性のあるポケモンゲッコウガを受けようとしてくるプレイヤーが多くその中でも最も多かったのがカプ・レヒレ等の水タイプで受けに来るパターンだがそれらに対してはナットレイを投げることが可能で何度かサイクルを回した後、最終的にゲッコウガ自身でゲッコウガ受けの突破を狙う。この受けに対する強引な崩しを行いやすくするために特性は激流。技構成はとにかく水技を打ちたい場面が多かったのでこれ。ミラーとアーゴヨンを考え耐久調整はせずCSに振り切った。

 

f:id:Masterpokemon:20170516141912p:plain カバルドン

いつものHDベース起点作成型カバルドン。今更特に語ることも無いが敢えて触れるとすれば持ち物の木の実についてだろうか。途中まで採用していたオボンの実の具体的なメリットとしてはシュカ草結びカプ・コケコに確実に対面で殴り勝てることやスカーフが確定しているカプ・テテフに対して突っ張って殴り勝ったり強引に後出しして展開出来たりすること。しかし、シュカコケコは火力を削った個体が多くその場合木の実が発動せずとも草結びを2耐えする。対カプ・テテフに関してはそもそも前述したような場面に殆ど遭遇しなかったため最終盤になってフィラの実に変更した。

 

f:id:Masterpokemon:20180123221855p:plain  ヒードラン

ボーマンダと合わせることで「目覚めるパワー氷」持ちのバシャーモや「目覚めるパワー氷」と「地震」を両立したリザードン等一部例外を除いた大体の炎タイプをみることが出来る。USMからは役割対象にアーゴヨンも加わったのでHDにほぼ振り切った。対アーゴヨンにより重きを置くならば穏やかHD振り以上の耐久を持ちながら返しの「大地の力」で落とせる控え目HC@突撃チョッキの方が適任だが毒々を打ちたい場面が多いと考えこの型での採用に至った。技構成は追加効果により交換先に負担を掛けられる「噴煙」とカプ・テテフ等への遂行技である「ラスターカノン」がまず確定。「大地の力」は相手のヒードランメガリザードンXへの打点であり「滅びの歌」を所持したメガゲンガーに対面から1:1以上を取らせない点も優秀なので採用。最後の枠にボーマンダと相性の良い「毒々」を採用した。

 

f:id:Masterpokemon:20170320010144p:plain ミミッキュ

2体目のZ枠。元々の採用理由であった積みポケモン全般に対するストッパーとしての働きは勿論、抜群の対面性能、「剣の舞」による崩し性能を活かしあらゆる場面で活躍してくれた。「身代わり」は耐久振りのランドロスを後出しされた際こちらが「剣の舞」を選択していればランドロス側の行動は大抵「蜻蛉返り」か「岩石封じ」であるためそのどちらに対してもアドを取れる。カバルドンミミッキュに後出しして来るならHB振りであると想定でき、HB振りの個体は「吹き飛ばし」の所持率が低いため「欠伸」を透かすことで化けの皮を残しての突破が可能。相手側にZ技を透かす択(守る、裏捨て)がある場合にも安定択として選択しながら実際相手がZ技読みの行動をとってきた場合大きなアドを得ることが出来る。「身代わり」+「剣の舞」ミミッキュは想定されにくくかなり可能性のある型だと感じたが「呪い」が欲しい場面も多々あったため一長一短である。

 

 

【主な選出パターン】

 

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【重いポケモン

ナットレイでもヒードランでも受けることが難しい鋼タイプ

具体的にはカミツルギクチートアームハンマー持ちのメタグロス等。いずれもゲッコウガでどうにか処理する。

 

・目覚めるパワー炎持ちの水タイプ

カプ・レヒレアシレーヌボーマンダでも打ち勝てることが多いのであまり気にならなかったがゲッコウガが持っているときつい。ナットレイゲッコウガの両方を選出出来ている場合はナットレイで1度受けて変幻自在ならそこからゲッコウガに引きめざ炎の有無を確認していた。

 

サザンドラ

大半が拘り(特にスカーフが多い印象)だったのでボーマンダ+鋼で相手することが多かった。

 

フェローチェ

砂やステロで削ってなんとかミミッキュゲッコウガの先制技圏内に入れる。

 

メガミミロップ

ボーマンダミミッキュ受けとセットになっているとほぼ無理。冷凍パンチの無い個体なら多少はまし。

 

 

 

【感想とか裏話とか】

ここからは日記みたいなものなので見たい人だけ見てください。

前述した通りこの構築が完成したのはシーズン終盤で実際に使って潜り始めたのはシーズン終了の2日前でした。構築を変える際はレートもリセットすると決めているので1500スタートでしたが最終日の夕方頃になんとか2100に到達。しかしそこからレートが伸びず一時は2000を割りそうな所まで落ちて半分諦めていましたが惰性で潜り続けた結果午前6時頃に2100に復帰。そこから無敗で2200チャレまで行って自分が1番驚いていました。肝心の2200チャレは負けてしまいましたが時間や体力的な問題もあり勝っても負けてもこれでラストにすると決めていたので終わりました。常に1つの目標としている最終2200と1ページ目のどちらも達成出来なかったのは正直悔しいですが得られたものも大きかったのでそれなりに充実したシーズンだったと思います。最後になりましたが今期対戦してくださった方ありがとうございました。

 

【使用ロム】

TN トトリ 戦績 83-28

TN Sôphie*  戦績 54-17

 

【special thanks】

応援してくれたフォロワーや通話窓の皆

 

 

それでは、また来シーズンもよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

【竜王戦使用構築】テテフネクロ

先日開催されたインターネット大会「竜王戦」に参加して来ました。

結果は出せませんでしたが記念として記事にさせて頂きます。

 

【使用した並び】

 

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【基本コンセプト】

カプ・テテフネクロズマによるゴリ押し

・弊害となる相手をゲンガーで1:1→ネクロズマを通す

ランドロスステルスロックブラッキーの欠伸ループ→ネクロズマorゲンガーで〆

 

 

 【個別解説】(採用順)

 

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ネクロズマ(黄昏のたてがみ)@ウルトラネクロZ プリズムアーマー→ブレインフォース

陽気 H173(4)-A209(252)-B147-*-D129-S141(252) → H173-A219-B117-*-D117-S199

 フォトンゲイザー/メテオドライブ/地震/剣の舞

 

このルールで1体だけ採用出来る伝説枠。ウルトラバーストすればレックウザグラードンカイオーガに対して弱くないのが偉い。ただしバースト前とバースト後では耐性がガラッと変わるためタイミングが非常に重要になってくる。技構成は専用Z「天焦がす滅亡の光」のベースとなる「フォトンゲイザー」、ミミッキュカプ・テテフに対する明確な打点となり、バーストせずに打つことで悪タイプに対して多少なりとも負担をかけるための「メテオドライブ」、鋼タイプ全般への打点として「地震」、物理型の特権であり決定力を瞬時に高められる「剣の舞」の4つで埋まった。

 

 

f:id:Masterpokemon:20170320005902p:plain カプ・テテフ@気合の襷 サイコメイカ

臆病 H145-*-B96(4)-C182(252)-D135-S161(252)

サイコキネシス/ムーンフォース/自然の怒り/挑発

 

ネクロズマの補佐役」という名目での採用だったが単体でも十分に強力な駒。高火力の伝説相手に対しても行動保証が付く「気合の襷」持ち。カプ・テテフに対して悪タイプでエスパー技の一貫を切ることで誤魔化そうとしてくるプレイヤーが多くいたため打ち分けが出来る型は使い勝手が良かった。「自然の怒り」で受けに来る鋼タイプに大きな削りを入れることでそのまま突破orネクロズマの圏内に入れることが出来る。「挑発」は起点回避、耐久ポケモンに打つことでネクロズマの起点にする、「トリックルーム」展開の阻止など非常に便利だった。グラードンとスカーフ以外のカイオーガに確実に先手を取るために最速。

 

 

f:id:Masterpokemon:20171204180738p:plain ゲンガー@ゲンガナイト 呪われボディ→影踏み

臆病 H135-*-B101(4)-C222(252)-D115-S200(252)

シャドーボール/ヘドロウェーブ/道連れ/トリックルーム

 

メガ枠であり伝説枠最強クラスのポケモンであるウルトラネクロズマメガレックウザに対して先手を取れることや相変わらずのサイクルカット性能が優秀。ウルトラネクロズマを「シャドーボール」で落とすためにCS振り。その他の伝説枠に対しても「道連れ」で1:1交換を迫る。「トリックルーム」は「道連れ」の精度を上げるため、相手の「トリックルーム」を返すために採用した。

 

 

f:id:Masterpokemon:20171204181729p:plain 霊獣ランドロス@拘りスカーフ 威嚇

陽気 H165(4)-A197(252)-B110-*-D100-S157(252)

地震/岩雪崩/蜻蛉返り/ステルスロック

 

ウルトラネクロズマより速いメガゲンガーやカプ・コケコを上から縛れる枠は必須級だと思い採用。優秀な耐性と「威嚇」+「蜻蛉返り」で色々と誤魔化せる。「ステルスロック」は余裕がある対面や捨て際に打つことでそこからブラッキーの「欠伸」ループを展開させる。スカーフカイオーガやSに補正の無いスカーフカプ・テテフに先手を取るために最速。

 

 

f:id:Masterpokemon:20171204182942p:plain ブラッキー@食べ残し シンクロ

図太い H201(244)-*-B178(252)-*-D152(12)-S85

イカサマ/欠伸/願い事/守る

 

相手のネクロズマ受けの悪タイプ枠として採用。似た役割を持たせられるバルジーナと比較し「ステルスロック」を撒かれてもさほど苦にならないことや特殊面の数値も高いおかげでルナアーラの「ムーンフォース」をギリギリ受けられる点等が優秀。その他の伝説枠の攻撃も大抵1発は耐えることが出来る。特性はどっちでもいいだろうと思い適当にシンクロで採用したがメガギャラドスメガメタグロスを結構な頻度で見かけたため精神力の方が圧倒的に強かった。

 

 

f:id:Masterpokemon:20170320010144p:plain ミミッキュ@バンジの実

陽気 H131(4)-A110-B132(252)-*-D125-S162(252)

シャドークロー/呪い/身代わり/痛み分け

 

選出画面に置いておくだけで意味のあるポケモンなのでとりあえず採用したがZ枠も襷枠も余ってなかったので混乱実呪い身代わり型で採用。一定数は居るだろうと思っていたオニゴーリやバトンに対する回答でもある。努力値は素早さ以外どこに振っても大差なさそうだったので適当にBにぶっぱした。攻撃技はおまけ程度にしか考えていなかったので命中安定の「シャドークロー」にしたがブラッキーバルジーナを削れる「じゃれつく」の方が絶対に良かったと後悔している。

 

 

 

【感想とか】

レートは最高1700ちょい、最終は多分1650無いくらいです。

自分の頭の中ではネクロズマレックウザがもっと多くてカイオーガイベルタルルナアーラ辺りは比較的少なめだと思ってたのでこれらに若干薄くなっていましたが思いの外マッチングして全然勝てませんでした。色々と考察不足だったのは否めません。

 

実力が足りなかったことに間違いはないですが考えていた別の構築が完成したのが大会開始の直前で実戦で試す間も無く終わってしまったのが心残りです。

 

ただ、いつもと違う環境での対戦は単純に楽しかったのでまた機会があれば伝説有りのルールをやってみたいですね。

 

 

 

 

 

【シーズン6使用構築】ミミマンダテテフ

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今期も残念な結果に終わってしまいましたが構築自体にはそこそこ自信があったので記事を書かせてもらいます。

 

 

【簡易紹介】

 

f:id:Masterpokemon:20170516141912p:plain カバルドン@オボンの実

慎重 H212(228)-A132-B146(60)-*-D132(220)-S67

地震/ステルスロック/欠伸/吹き飛ばし

 

f:id:Masterpokemon:20170516144011p:plain  ボーマンダ@ボーマンダナイト

陽気 H201(244)-A171(44)-B151(4)-*-D112(12)-S182(204)

捨て身タックル/竜の舞/身代わり/羽休め

 

f:id:Masterpokemon:20170516153658p:plain  ギルガルド@食べ残し

冷静 H165(236)-A71(4)-B172(12)-C110(236)-D173(20)-S72

シャドーボール/影打ち/毒々/キングシールド

 

f:id:Masterpokemon:20170320010144p:plain  ミミッキュ@ゴーストZ

陽気 H131(4)-A142(252)-B100-*-D125-S162(252)

シャドークロー/呪い/身代わり/痛み分け

 

f:id:Masterpokemon:20170320005902p:plain  カプ・テテフ@拘りスカーフ

控え目⇆ 臆病 H145-*-B96(4)-C200or182(252)-D125-S147or161(252) 

サイコキネシス/サイコショック/ムーンフォース/シャドーボール

 

f:id:Masterpokemon:20170320011023p:plain パルシェン@気合の襷

意地っ張り H125-A161(252)-B201(4)-*-D65-S122(252)

氷柱針/氷の礫/シェルブレード/殻を破る

 

 

 

【構築経緯・コンセプト】

 

自分が一般枠で最も性能が高いと考えているミミッキュ、メガ枠で最も性能が高いと考えているボーマンダの2体からスタート。如何なる構築に対しても最終的にボーマンダを通し切って勝つことを目標とした。

指数受けやタイプ受けに対して安定した削り、崩しを行える「呪い」+「痛み分け」ミミッキュ、呪いミミッキュと相性のいい「身代わり」+「羽休め」持ちのボーマンダ上記の2体で詰め切れなかった場合のスイーパーとしてスカーフカプ・テテフ、ここまではすんなりと決まった。ここまでで気になるのが電気技や相手のカプ・テテフの一貫があること、相手のボーマンダ入りやリザードン入りに対して有利に戦うために「ステルスロック」を撒けるポケモンが欲しかったこと、相手のメタグロスがかなり厳しいこと等だったので諸々を踏まえてカバルドンギルガルドを採用。最後に、今期一定数見かけたランドロスガブリアスからのステルスロック展開に対して強い圧力をかけられるパルシェンを採用した。

 

 

【個別解説】(採用順)

 

f:id:Masterpokemon:20170320003624g:plain

ミミッキュ

・AS振り切り

 

メガボーマンダ、スカーフカプ・テテフを通すための「崩し」を担当する。相手の鋼タイプや炎タイプを大きく削れることや耐久振りのミミッキュカプ・テテフを落とせることを評価して持ち物はゴーストZとした。前述した通り相手のミミッキュカプ・テテフを意識しているため性格は陽気で最速。勿論、化けの皮を利用しストッパーとして使ったり「呪い」によって対バトンや害悪系統を担うことも出来る。軸であり唯一のZ枠でもあるためほぼ全ての試合で選出した。

 

 

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 ◎ボーマンダ

・A197(-1)霊獣ランドロスの「岩石封じ」を身代わりが確定耐え

・C211メガリザードンYの「目覚めるパワー氷」最高乱数以外耐え

・最速ジャローダ抜き

 ・メガ前B<D

 

この構築唯一のメガ枠でありミミッキュと並び軸となるポケモンジャローダを選出されるとかなり好き勝手にされてしまうので性格は陽気。対リザードンランドロス等を考え耐久もある程度確保したかったのだがA無補正且つ努力値をあまり振れないとなると「八つ当たり」では火力に不安が残るので「捨て身タックル」を採用。反動をダメを考えHPは最大まで伸ばした。残りの3枠はミミッキュの「呪い」やギルガルドの「毒々」と相性のいい「身代わり」+「羽休め」、詰め筋として強力な「竜の舞」で埋まった。「地震」が欲しくなる場面もかなりあったが他の技を切ってまで採用する程ではないと考え見送った。

 

 

f:id:Masterpokemon:20170223152345g:plain

カプ・テテフ

・CS振り切り

 

スイーパーである「スカーフ枠」として性能が頭一つ抜けていると考えているポケモン。当初はストッパーとして使うことはあまり考えていなかったため火力の出る控え目で採用していたがウルガモスポリゴンZ入りに対しても選出したいケースがあったので最終的には臆病に変更した。臆病にしたせいで負けた試合は記憶している限りでは一度もなく、イーブイバトンが楽になる等の副産物もあったためこれは正解だった。一貫を取れた時の制圧力は言うまでも無いが場に出すタイミングが重要だと感じた。

 

 

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カバルドン

・HP4n(呪い意識)

・A200(+1)メガリザードンXの「フレアドライブ」最高乱数以外耐え

・C211メガリザードンYの晴れ「オーバーヒート」確定耐え

・C200カプ・テテフのPF「サイコキネシス」2連続最高乱数以外オボン込2耐え

 

元はHB振り@ゴツゴツメットの個体を使用していたが相手のリザードン入りに対して安定しないこと、サイクルを回すよりも対面的に動くことが多かったことからHDベースの個体に変更。これによりゲンガー、ギルガルド、カプ・コケコ等に耐えしても抗えるようになった。基本的に「ステルスロック」を撒きたい構築に対して選出するのだが先発で出すとカバルドンをワンパンする手段を持つポケモンと対面してしまい大きなディスアドバンテージを負いかねないため後発から投げて展開することも多い。並びとしては「カバマンダガルド」の形になっているがそもそものコンセプトが異なるためこの3体の同時選出はあまりしなかった。

 

 

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ギルガルド

・A156ミミッキュの「ゴーストZ」乱数上から2つ切って耐え

シャドーボールでH145-D136カプ・テテフ確定

・B<D

 

鋼枠の中でも相手のカプ・テテフメタグロスに対して悠長を許さず裏にも圧力をかけやすいポケモンとして採用。重めなゲッコウガに対してもある程度戦って貰うつもりだったが攻撃技として「悪の波動」の採用率が上がっていたことや「身代わり」持ちの個体も一定数存在したことから役割を持たせ難かった。Sに少し割いて「身代わり」を採用した個体も使用したが対面性能を向上させることが出来る「影打ち」の方が欲しい場面が多いと感じ最終的にはこちらを使用していた。何度もサイクルを回す構築ではないため持ち物は「ゴーストZ」でもいいと感じたがミミッキュに取られているため「食べ残し」になった。

 

 

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パルシェン

・AS振り切り

 

相手の「ステルスロック」展開を牽制出来るポケモンが欲しかったのと「殻を破る」を積むことが出来れば制圧出来そうな並びを一定数見かけたため採用。元々見せポケのつもりで採用していたため適当に「ミズZ」を持たせていたが本当に一切選出しなかったので「気合の襷」に変更したところある程度選出出来るようになり選出した対戦では活躍してくれた。当然ながら「殻を破って全抜き」が理想ではあるものの襷を利用して対面処理しに行くケースもある。ボーマンダと合わせて「積みサイクル」「役割集中」に似た動きも出来た。相手のヒードランを非常に呼ぶ並びであるため「ロックブラスト」を切り「シェルブレード」を採用。ボーマンダ+ポリゴン2+ヒードランの様な並びに対してはほぼ負けることは無かった。

 

 

 

SM環境ラストのシーズンで結果を残せなかったことは非常に悔しいですが実力不足以外の何でもありません。USM発売が間近に控えてるおかげでモチベーションは保たれているので新しい環境でまた頑張りたいです。

 

今期似た並びを使用した知り合いの記事のリンクを貼っておきます。よろしければこちらも一緒にご覧ください。

sanaguros.hatenablog.com

 

最後になりましたが今期対戦してくださって皆さん、ありがとうございました。

 

使用ROM

TN Blôom*

TN Rêfleçtia

 

シーズン5

twitterでも言った通り、今期は2200どころかいつも達成出来ていた2100にすら届きませんでした。周りに頑張っている人が多かったのもあり非常に悔しいです。正直今は記事を書く気力も無いくらいですがけじめとして使用した並びをのせておきます。

 

 

f:id:Masterpokemon:20170516141912p:plain カバルドン@オボンの実

慎重H212(228)-A132-B142(28)-*-D136(252)-S69

地震/ステルスロック/欠伸/吹き飛ばし

 

f:id:Masterpokemon:20170516151646p:plain ガルーラ@ガルーラナイト

意地っ張り H191(84)-A194(252)-B121(4)-*-D122(12)-S140(156)

捨て身タックル/不意打ち/グロウパンチ/炎のパンチ

 

f:id:Masterpokemon:20170320010144p:plain ミミッキュ@ゴーストZ

意地っ張り H131(4)-A156(252)-B100-*-D125-148(252)

シャドークロー/影打ち/じゃれつく/剣の舞

 

f:id:Masterpokemon:20170320005902p:plain カプ・テテフ@拘りスカーフ
控え目 H145-*-B96(4)-C200(252)-D135-S147(252)

サイコキネシス/ムーンフォース/シャドーボール/目覚めるパワー炎

 

f:id:Masterpokemon:20170912115236p:plain ギャラドス@ギャラドスナイト

陽気 H171(4)-A207(252)-B129-*-D150-S146(252)

アクアテール/噛み砕く/竜の舞/挑発

 

f:id:Masterpokemon:20170912115551p:plain  ナットレイ@バンジの実

生意気 H180(244)-A122(60)-B163(92)-*-D165(108)-S22

ジャイロボール/叩き落とす/宿り木の種/ステルスロック

 

 

中盤頃になっても特に強い軸が思い浮かばなかったのでとりあえずそこそこ無難に戦えそうなカバルドン+ガルーラからスタート。次にもう1枚のメガ進化枠を考えていてガルーラでは崩しきれないゴツメ持ち(カバルドンクレセリア)やリザードンルカリオバシャーモメタグロス軸等に刺さりそうという思い付きからギャラドスを試験的に採用。ナットレイギャラドスとの補完というよりも選出されるだけで厄介なキノガッサジャローダをある程度牽制したり色々なタイプの一貫を切ったり叩き+ステロによるエースの補助を目的に採用した。あとはメガ枠以外でも崩しの駒が欲しかったので無難なミミッキュと崩した後のスイーパーとしてカプテテフ。

ギャラドスが刺さりそうという考え自体は外れてはいなかったとは思うし実際選出画面で刺さっていると感じることも多々あったが、そのような対戦ですら詰め切れずに負ける等色々と足りてないポケモンだと改めて感じた。そもそもの問題としてギャラドスナットレイといった扱いに慣れていない上に癖のあるポケモンをで勝とうとすること自体が間違いだったのかもしれない。自分で構築を組んだのは2シーズンぶりだったが考えが全然足りていなかった。完全に力不足、本当に悔しい。

 

 次はこの環境最後のシーズンなので力を出し切って頑張りたいです。

 

TN ますたー 

TN Make â Wish*

最高レート2092 最終レート19??

 

当たった方は対戦ありがとうございました。

SMミラクルカップ

※若干(?)身内向けの記事です。

 

いつもの窓で通話をしたところ「久しぶりにミラクルカップやりたくね?」って話になってさっそくやったので布教も兼ねて。

 

ルール

30匹ミラクル交換してその中から6匹選びパーティを組む。レベルを上げたり努力値を振ったり技構成を変更したりするのは禁止。また、レートで使用できないポケモンは使用禁止。持ち物は自由でメガストーン、Zクリスタルを持たせるのも有り。レベルが50以下のポケモンも当然いるので50に揃えるためにノーマルルールにして3体選出する。

 

 

参加者

ますたー@IkenuMaster_08

さなぐろす@379_poke 

にとろ@Nitropoke 

アキユウ@Danza_Aleteo 

ステラ@phoenix_stella

くろのす@Last_Resort___

 

この6人で総当たりを行い、勝利数で順位を付ける。

 

30匹交換した結果

 

ますたー

f:id:Masterpokemon:20170724010216p:plain

 

さなぐろす

f:id:Masterpokemon:20170724010238p:plain

 

にとろ

f:id:Masterpokemon:20170724010301p:plain

 

アキユウ

f:id:Masterpokemon:20170724010352p:plain

 

ステラ

f:id:Masterpokemon:20170724010427p:plain

 

くろのす

f:id:Masterpokemon:20170724010442p:plain

 

 

はい、こんな感じです。察しのいい方はこの時点でかなりの戦力差があることに気付いて頂けたことでしょう。

 

 

それぞれの使用パーティ(画像は用意するのめんどくさいので無し)

 

ますたー

アローララッタ@拘り鉢巻き

寂しがり 食いしん坊

ダメ押し/噛み砕く/電光石火/追い打ち

 

ダダリン@バンジの実

意地っ張り 鋼遣い

吸い取る/成長/高速スピン/驚かす

 

フカマル@ドラゴンZ

陽気 砂隠れ

砂地獄/逆鱗/アイアンヘッド/のしかかり

 

アローラロコン@命の珠

能天気 雪隠れ

ムーンフォース/甘える/アンコール/フリーズドライ

 

メノクラゲ@フィラの実

生意気 クリアボディ

絡みつく/溶解液/毒菱/水の波動

 

モンメン@気合の襷

生意気 悪戯心

コットンガード/日本晴れ/我武者羅/ソーラービーム

 

 

さなぐろす

ゲンガー@ゲンガナイト

控え目 呪われボディ→影踏み

催眠術/シャドーパンチ/ナイトヘッド/怪しい光

 

ミミッキュ@オボンの実

陽気 化けの皮

驚かす/真似っこ/呪い/道連れ

 

ズバット@ヒコウZ

意地っ張り すり抜け

催眠術/思念の頭突き/ブレイブバード/電光石火

 

カイロス@カイロスナイト

寂しがり 怪力ハサミ→スカイスキン

地球投げ/固くなる/リベンジ/あて身投げ

 

イワンコ@進化の輝石

意地っ張り 不屈の心

不意打ち/炎の牙/雷の牙/ブレイククロー

 

アローラペルシアン@ゴツゴツメット

頑張り屋 ファーコート

乱れ引っ掻き/嫌な音/噛み付く/スピードスター

 

 

にとろ

アローララッタ@拘りスカーフ

臆病 張り切り

噛み砕く/不意打ち/怒りの前歯/捨て身タックル

 

バイバニラ@ノーマルZ

能天気 雪降らし

氷柱針/固くなる/驚かす/さわぐ

 

ナマコブシ@ウイの実

おっとり 飛び出す中身

挑発/神秘の守り/カウンター/浄化

 

ケララッパ@命の珠

素直 鋭い目

エコーボイス/岩砕き/超音波/ついばむ

 

マンキー@拘り鉢巻き

照れや やる気

睨みつける/気合溜め/乱れ引っ掻き/空手チョップ

 

メタモン@気合の襷

せっかち 柔軟

変身

 

 

アキユウ

ラクロス@へラクロスナイト

意地っ張り 虫の知らせ→スキルリンク

睨みつける/角で突く/堪える/ロックブラスト

 

クワガノン@拘り眼鏡

陽気 浮遊

10万ボルト/虫のさざめき/アクロバット/噛み砕く

 

ガーディ@ホノオZ

真面目 貰い火

手助け/火の子/睨みつける/火炎車

 

マッスグマ@ミズZ

気まぐれ 物拾い

岩砕き/波乗り居合斬り/怪力

 

メグロコ@ラムの実

陽気 威嚇

炎の牙/雷の牙/袋叩き/追い打ち

 

アノプス@ウイの実

生意気 カブトアーマー

固くなる/泥遊び/水鉄砲/メタルクロー

 

 

ステラ

ザングース@拘りスカーフ

陽気 毒暴走

金縛り/命懸け/アイアンテール/フェイント

 

エモンガ@デンキZ

図太い 静電気

アンコール/ボルトチェンジ/高速移動/放電

 

ヒコザル@気合の襷

頑張り屋 鉄の拳

雷パンチ/カウンター/アンコール/猫騙

 

ダンバル@拘り鉢巻き

うっかりや クリアボディ

突進

 

シャワーズ@オボンの実

おっとり 貯水

体当たり/水鉄砲/砂かけ/つぶらな瞳

 

コイル@ハガネZ

図太い 頑丈

体当たり/超音波/電気ショック/マグネットボム

 

 

くろのす

ヒトデマン@オボンの実

素直 発行

自己再生/サイコウェーブ/スピードスター/バブル光線

 

チコリータ@進化の輝石

勇敢 新緑

光合成/リフレクター/マジカルリーフ/自然の恵み

 

オムナイト@気合の襷

無邪気 砕ける鎧

毒菱/濁流/ミラータイプ/叩き落す

 

マンキー@拘り鉢巻き

意地っ張り 負けん気

蹴手操り/睨みつける/気合溜め/インファイト

 

ペリッパー@ノーマルZ

冷静 鋭い目

蓄える/飲み込む/吐き出す/羽休め

 

ヤヤコマ@ヒコウZ

図太い 鳩胸

電光石火/つつく/高速移動/じたばた

 

 

終結

1位 アキユウ  5-0

2位 にとろ   4-1

3位 ステラ   3-2

4位 さなぐろす 2-3

5位 くろのす  1-4

6位 ますたー  0-5

 

 

 

……

 

 

 

いや…

 

 

 

あの…

 

 

 

 

「勝てる訳ねーだろ!!!!!!」

 

 

 

自分の引いたポケモンの中で一番種族値の高かったダダリンがゴミ技構成だったのでラッタ、フカマル、ロコンの3体をメインに戦いましたが種族値を暴力でボコられました。特にアキユウのメガへラクロスクワガノン、さなぐろすのメガカイロス、にとろのバイバニラが強過ぎた。

 

 

正直言って強いポケモンを引けるかどうかの完全な運ゲーですが仲いい人を集めてやれば間違いなく盛り上がるので皆さんも暇な時是非やってみてください。

 

SMシングルシーズン4使用構築 カバルドン+メガ+Z 【最高最終レート2148/最終14位】

今期も故人から構築案を貰いシーズン終了約1週間前~最終日にかけて使用した。

 

f:id:Masterpokemon:20170718123524p:plain

 

前期同様のカバルドン+ボーマンダの並びにボーマンダが止まる相手に対して強力な切り返しを行える電気テクスチャーポリゴンZを加え軸とした構築。

 

メガ枠とZ枠をそれぞれ2枚ずつ採用しているので稀にあったカバルドンミミッキュを同時に選出するパターンを除けば自然とメガ枠+Z枠の選出が出来るようになっている。

このせいで選出が窮屈に感じたことは1度もなく逆に選出を決めやすい、毎回パワーのある選出が出来るといった利点の方が大きかった。

 

≪簡易紹介≫

 

f:id:Masterpokemon:20170516141912p:plain  カバルドン@オボンの実 砂起こし

慎重 H214(244)-A132-B138-*-D136(252)-S69(12)

岩石封じ/ステルスロック/欠伸/吹き飛ばし

 

f:id:Masterpokemon:20170516144011p:plain  ボーマンダ@ボーマンダナイト 威嚇→スカイスキン

陽気 H181(84)-A192(212)-B151(4)-*-D111(4)-S182(204)

八つ当たり/地震/竜の舞/身代わり

 

f:id:Masterpokemon:20170718125853p:plain  ポリゴンZ@ノーマルZ 適応力

臆病 H185(196)-*-B96(44)-C160(36)-D98(20)-S150(212)

10万ボルト/冷凍ビーム/テクスチャー/身代わり

 

f:id:Masterpokemon:20170320010144p:plain  ミミッキュ@バンジの実 化けの皮

慎重 H161(244)-A111(4)-B101(4)-*-D151(100)-S136(156)

じゃれつく/呪い/電磁波/身代わり

 

f:id:Masterpokemon:20170718130413p:plain  バシャーモ@バシャーモナイト 加速

意地っ張り H175(156)-A231(236)-B100-*-D100-S135(116)

飛び膝蹴り/フレアドライブ/雷パンチ/剣の舞

 

f:id:Masterpokemon:20170718132020p:plain  カプ・レヒレ@ミズZ ミストメイカー

控え目 H147(12)-*-B136(4)-C161(252)-D151(4)-S135(236)

波乗り/ムーンフォース/瞑想/雨乞い

 

 

≪個別解説≫

※自分自身はこの構築の作成には携わっていないため作成者の意図と多少食い違っている部分があるかもしれないということを予めご了承ください。

 

 

 

f:id:Masterpokemon:20170718133628g:plain

カバルドン

 

・HP偶数

・ミラー意識のS

 

前期の構築ではミミッキュ等に対して後出しからでも展開が間に合うようにBにも努力値を割いた個体を使用したがこの構築では先発以外で起用することは殆どないため対面で動ける相手を増やせるように慎重HDとした。ワンウェポンに「岩石封じ」を採用することでS操作により後続のポケモンが上から積み技、身代わりを打てるようにしたり浮いている「挑発」持ちに対して何も出来なくなるという状況を防ぐことが出来る。特に今期は「挑発」持ちのギャラドスが多かった印象なので最低限の起点回避が出来るこの技は非常に優秀だった。

 

 

f:id:Masterpokemon:20170718134851g:plain

ボーマンダ

 

・A182ガブリアスの-1岩石封じを身代わりが最高乱数切って耐える

・C126ポリゴン2の冷凍ビームを最高乱数切って耐える

・C161カプ・レヒレムーンフォースを乱数上から2つ切って耐える

・ステロ+A+1八つ当たりでH183-B116ガブリアスが最低乱数以外落ちる

・最速ジャローダ抜き

 

メガ進化枠の中でも突破力が頭1つ抜きん出ているポケモン。現環境でAに努力値を多く割いた「岩石封じ」持ちのランドロスは比較的少ないと思ったためHPのラインを落としてASベースとした。今回は「羽休め」を切り「地震」を採用していることに加え最速メガメタグロスの上を取ることが出来ているためメタグロス+ランドロスorグライオンの様な並びに対して強気に選出することが出来た。また、先発にジャローダを誘いやすい構築であるため選出画面でジャローダが見えた際は合わせて身代わりを貼ることでアドバンテージを取っていた。「地震」と「身代わり」はどちらかを見せた時点でもう片方を切った動きをしてくるプレイヤーも多かったためこの技構成はかなり有効的に働いていた様に感じる。

 

 

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ポリゴンZ

 

・不一致アナライズイカサマを身代わりが確定耐え

・C83ドヒドイデの熱湯を身代わりが75%で耐える

・D+1でC126ポリゴン2のアナライズ冷凍ビームを身代わりが確定耐え

・Zテクスチャー後の10万ボルトでH131-D125ミミッキュを確定1

 H191-D117ポリゴン2を超高乱数2発(98%)

・準速ミミッキュ抜き抜き、+1で最速フェローチェ抜き

 

鋼タイプや水タイプ、低速低火力のポケモンを起点にする。ランドロスグライオン、霊獣ボルトロス等で電気の一貫を切っている構築に対しては無類の強さを誇るがマンムー入りに対してはどれだけ周りに刺さっていたとしても選出を見送らざるを得なかった。出来るだけ広範囲を起点に出来るように耐久と素早さに多くの努力値を割いているが「ステルスロック」と合わせることで火力不足に感じたことは殆どなく、逆に耐久調整が生きた場面が非常に多かったためこの配分は間違っていなかった。「身代わり」の枠は「目覚めるパワー炎」や「悪巧み」に変更することも考えたが汎用性の高さから最後まで「身代わり」のまま使用した。

 

 

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ミミッキュ

 

・C111スイクンの熱湯を身代わりが最高乱数切って耐える

・最速70族抜き抜き

 

裏のエースを通すために汎用的な削りが出来る呪い身代わりミミッキュカバルドンでの展開が難しいと思われるポケモン(カプ・レヒレゲッコウガスイクン等)が見えた際は出来るだけミミッキュの方を選出するようにしていた。Dの実数値を高めにしているのも今挙げたポケモンを強く意識しているため。「電磁波」は自身を含めたパーティ内の「身代わり」持ちとシナジーがあり強力だった。最後の枠には無効タイプの無い攻撃技として「じゃれつく」を採用。

 

 

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バシャーモ

 

・HP16n-1

・最速70族抜き、+1で最速130族抜き

 

受けループやそれに準ずる構築、マンムー+ギャラドスナットレイの様な特定の並びに対して選出する裏のメガ枠。採用理由からドヒドイデギャラドスへの有効打となる「雷パンチ」持ち。カバルドンの「岩石封じ」やミミッキュの「電磁波」によるS操作から繰り出して殴りながら加速出来るようにしていたので「守る」を切っている弊害はあまり無かった。受け回しに出して行く関係上定数ダメージの割合はかなり重要であるためHPは実数値175に設定してある。

 

 

f:id:Masterpokemon:20170222000015g:plain

カプ・レヒレ

 

・A233メガバシャーモの+2飛び膝蹴りを最高乱数切って耐える

・最速70族抜き、+1で最速130族抜き

 

搦め手メインのポケモンや相手のカバルドンに対して明確に有利を取れるポケモン。ここまでSを上げているカプ・レヒレはあまり想定されないらしくこの配分のおかげで相手の計算を狂わせられたことが多々あった。特にパーティ単位で重いポケモンであるキノガッサに対して先手を取れることはかなり重要。ミズZは通常通り「スーパーアクアトルネード」として使うことも当然あるのだが「Z雨乞い」によって素早さを1段階上げることも出来るため火力と素早さを同時に上げる積み技感覚として使うことも出来る。これによりメガゲンガーやカプ・コケコ等に対する縛り関係を逆転させられるため状況次第では強力な切り返し手段となった。

 

 

 

最終日に2100から潜り始めて1度は2000を切ったのでその時点で撤退することも考えましたが「最終日は最後まで走り切る」という自分で決めた目標を思い出し時間ギリギリまで潜り続けました。真の目標である2200には遠く及ばなかったものの最後の最後で最高レートを更新することができ最終14位という悪くはない結果で終れたのでまあまあ満足しています。次のシーズンでは最終1ページ目を目標にしたいです

 

f:id:Masterpokemon:20170718155119p:plain

 

 

~ spcial thanks ~

前期に引き続き構築を提供してくれたこんぷろ

この構築の作成に携わった全ての方

 

一緒に競い合った通話窓の皆

 

そして今シーズン対戦してくださった方々

 

ありがとうございました。

 

来シーズンもよろしくお願いします。